鹿児島県肝付町岸良地区の盛夏を彩る伝統行事「ナゴシドン」は、
新型コロナウイルス感染症の状況を考慮して、昨年に引き続き、本年度も関係者のみで粛々とおこないました。
一昨年まで行っておりました参加者(神舞の舞手、当日のこどい)の募集は、今回も実施いたしませんでした。
予定では、人が少ない8月14日朝におこなうつもりでしたが、雨予報のため急きょ午後に変更しました。
途中、小雨が降る場面もありましたが、無事に行うことができました。
岸良海岸に居合わせた方が、傘をもっていない関係者に傘を差し出してくださる場面もあり、小規模ながら心温まるナゴシドンになりました。
舞は、関係者が「浦安の舞」を奉納。
平穏を祈願いたしました。
コロナに豪雨が重なる大変な状況が各地で見られますが、ここ岸良は、今のところどちらも落ち着いています。
すでに災害が起きている場所もありますが、どうか少しでも多くの方が無事に過ごせますように。
また、にぎやかにナゴシドンをおこなえる日が来ることを、岸良から祈っています。
令和3年8月16日
ナゴシドンのつなぎ手実行委員会